【Fire HD 8 レビュー】第10世代fire HDは本当におすすめ!コスパが優秀すぎるタブレットです!

こんにちは、佐崎司です( ´∀`)

まず、最初にタイトルにあるFireタブレットをお勧めする理由について説明します。

この後にも何度も記述している内容ではありますが『程よいサイズ』『安価にしては高性能でコストパフォーマンスが高い』という点に尽きます。

値段が安い為、普段使いとして多少雑に使う場合のリスクも少なく、非常に手軽に使える点も魅力です。
特に手軽な『電子書籍閲覧』『ブラウジング』『動画鑑賞』としての利用には大変お勧めです。

スペック

Fire HD 8Fire HD 8 Plus
画面サイズ8インチ8インチ
画面解像度(ピクセル)1280 x 800 IPS 189ppi1280 x 800 IPS 189ppi
HDサポートHD解像度HD解像度
ストレージ32/64GB32/64GB
RAM2GB3GB
システムオンチップ(SOC)プラットフォームMediaTek MT816864ビットクアッドコア)MediaTek MT8168(64ビットクアッドコア)
CPUARM Cortex-A53 x 4(2.0GHz)ARM Cortex-A53 x 4(2.0GHz)
GPUArm Mali-G52 3EE MC1Arm Mali-G52 3EE MC1
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド)802.11 a/b/g/n/ac(デュアルバンド)
外部ストレージ最大1TBのMicroSD最大1TBのMicroSD
ワイヤレス充電なしあり
Bluetooth5.0 LE5.0 LE
初期Fire OSバージョンFire OS 7Fire OS 7
AndroidのバージョンAndroid 9Android 9
Alexa対応Alexa搭載・ハンズフリーモード対応Alexa搭載・ハンズフリーモード対応
カメラ(前面・背面)2MP・2MP2MP・2MP
マイクありあり
マルチタッチ55
加速度計ありあり
コンパスなしなし
ジャイロスコープなしなし
光センサーありあり
近接センサーなしなし
入出力端子USB-C(2.0)コネクタUSB-C(2.0)コネクタ
同梱内容USB-C(2.0)ケーブル、9W電源アダプタ、
スタートガイド
USB-C(2.0)ケーブル、9W電源アダプタ、
スタートガイド

スペック表から読み取れる重要なポイントを説明します。

MediaTekを搭載

『Fire HD 8』がコストパフォーマンスに優れている最大の理由が、『MediaTek MT8168』を搭載している点です。この『MediaTek』というSoC(システムオンチップ)は日本で販売されているスマホではあまり搭載されていませんが、タブレットではたまに搭載されています。

このMediaTekは『安価』『3D系に弱い』『ゲームへの互換性に問題がある』といわれています。つまり『ゲーム的な用途をメインに想定しなければ、コスパに優れたSoC』といえます。(海外で販売している一部のスマホには高性能な『MediaTek』を搭載した機種もあります)

MediaTekは簡易な電子書籍・ブラウジング・動画鑑賞にうってつけのSoCになります。

『Fire HD 8』と『Fire HD 8 Puls』について

次に注目すべき点は『Fire HD 8』と『Fire HD 8 Puls』のどちらが良いかです。

価格差と機能面を考慮すると『Fire HD 8 Plus』が断然お勧めです。

Fire HD 8 Plusの特徴は、『ワイヤレス充電対応』と『RAM 3GB』の2点です。

ワイヤレス充電には専用のワイヤレス充電器が必要になります。最低限の用途であれば、ワイヤレス充電は贅沢な機能なので、特別なこだわりが無ければ無視して良いと思います。

重要なのは『RAM 3GB』です。RAMはスマホやタブレットにおいて、端末の動作全般において安定動作を保つためには重要な役割をしているものの一つです

ただ電子書籍などの限られた用途であれば、「特に2GBでも問題無いかな」という印象です。少しでも節約をしたい場合は『Fire HD 8』を選ぶのもアリだと思います。

将来的に「色々な事に使ってみよう」と考えている方や「元が安いのであれば、少しだけ奮発して良いかな」という方であれば『Fire HD 8 Plus』をお勧めします。

なお、ここから先のレビュー内容はすべて『Fire HD 8』を利用した結果を掲載している為、当然『Fure HD 8 Plus』の場合でも同等以上の結果を得られます。

開封 

ということで、開封していきます。 

▼アダプタとケーブルが付属した上での低価格というのは素晴らしいと思います。 

  1. Fire HD 8
  2. USBType-A ケーブル
  3. 充電アダプタ
  4. 取扱説明書

▼裏面にはアマゾンのアイコンが印字されています。 

ここから先は簡単な設定画面の流れをダイジェストでお届けします。 Androidのスマホを設定したことがある方であれば、簡単に設定出来ます。 

▼まずは言語設定から。 

▼そしてお次はご自宅のwifiの設定です。 

▼Amazonアカウントの設定を行います。 FireタブレットはAmazonサービスに特化したタブレットなので、Amazonアカウントを登録可能です。 

▼既にFireタブレットを持っていたことがある場合、バックアップの復元が表示されることがあります。この項目についてはお好みで良いと思います。 新機種をまっさらに利用したい場合であれば、復元を行わなくても良いでしょう。 

▼Alexaの設定です。TVのCMでも良く見かけますね。 この項目は後で変更可能なので、好みで選んでしまいましょう。 

この後は簡単な追加の案内が出る場合があるので、適宜設定していきます。

これで利用可能になりました。 

Amazonのアカウントを設定している為、すぐに電子書籍の閲覧やPrime videoの視聴が可能です。 この手軽さもFireタブレットの利点の一つですね。 

Fire HD 8 をおすすめする理由 

「なぜ『Fire HD 8』をおすすめするのか?」について書いていきます。 

『Fire HD 8』おすすめするには、それなりの理由があります。ただ「Amazonの公式だから」とか、単に「安いから」とか、そんな安直な理由ではありません。 

「吟味を重ねに重ねた上でも最終的に行きついてしまう」、そんな製品が『Fire HD 8』なのです。 

もし「読むの面倒くさい」と感じた方であれば、お手頃価格なタブレットが欲しい場合には下の文章を読まずに『Fire HD 8』か『Fire HD 8 Plus』をとりあえず買いましょう 

少なくとも、これから先の長い文章を読むよりも「お手頃で無難なタブレット」を探すことは面倒くさく、かつ最終的には「色々時間を掛けれ調べても、結局『Fire HD 8』が一番お手頃価格で無難だった」という結論に至ると思います。

「安価に電子書籍や動画や、ちょっとしたネットを見たいなぁ」とタブレットを検討すると『Fire HD 8』や『Fire HD 8 Plus』よりも性能面で魅力的な製品は多数存在します。 他のタブレットとの比較を交えながらFire HD 8がオススメな理由を書いていきます。

他のタブレットとの比較

『8インチ前後のサイズで、かつ高品質なもの』という基準で電子書籍向けのタブレットを探した場合は、ほぼ『iPad mini 5 (7.9inch, 2,048 x 1,536px, 326ppi)』の一択になってしまうのが、現在のタブレット市場の長期的な現状です。 

ただ『iPad mini 5』は高価であることは勿論、処理速度が遥かに劣る『iPad mini 4』ですらまだまだ価格が安いとは言えません。実際のところ、『iPad mini 4』ですらタブレットの括りで見れば高性能なため、価格としては仕方が無い点はあるのですけどね……。 

その上でまず、『iPad mini 5』の現状の価格を見て「これぐらいの価格なら別に買っても良いかな?」と思った方は、素直に『iPad mini 5』を買ってください。価格さえ許容できれば、品質と性能は間違いないです。Androidへの強いこだわりが無い限り、性能面での後悔はまず無いと思いますし、あった場合には世界中のタブレットを購入しても満足できない可能性すらあります。それぐらいに、価格さえ許容できれば『iPad mini 5』が最善の選択肢です。 

「いや、『iPad mini 5』とか、そんなに多用しないタブレットに使うお金としては十分高いよ……」と思った方、多いと思います。 

そういった方は、次に「他に安いタブレットは無いのか?」とAndroidのタブレットを検討するはず(もしくはすでに検討し終えた)です。 

Androidのタブレットで目的に合ったものを探す場合は、一見は選択肢が多いように思えても実際に一定の基準を設けて探してみると、なかなか『コストパフォーマンス』『画質』『最低限の処理速度』を満たした良い製品がありません本当に! 想像以上に! 全然ありません!( ゚Д ゚) 

少々前まではAndroidタブレット市場を牛耳っていたと言っても過言では無いHUAWEIの『MediaPad M5 lite』については、昨今のHUAWEIの状況を加味しない場合、一定以上の処理速度や画質を考えると非常に優秀ですが価格面で『手軽』とは少々言い難いです。 

あとはLenovoの『Lenovo Tab M8』ですが、こちらも画質面では問題は無いもののマシンスペックはHUAWEIほど振るいません。それでいて価格も決して購入しやすいとは言い難いものです。 

余談ですが、海外市場も含めると『Galaxy Tab』のシリーズも存在します。しかし、非常に高価であることと「現状は公式で国内販売がほぼ無い(あっても個人輸入やお店独自輸入レベル)という事」から、選択肢にはなかなか入りません。 

過去機種を探し出すと中古品であるSharpの『SH-05F』『SH-05G』に行きつく方も多いと思います。この2機種まで行き着いた方、かなり吟味と妥協をした結果だと思います。一部の方にとっては「安価に電子書籍を楽しむタブレット」としてのゴールとも言える2機種です。 

しかし、この2機種は軽重量で画質は良いものの『AndroidのOSバージョンが古すぎる(ver.4や5)』『もはや中古品しか流通がしていないのでバッテリー寿命が非常に不安』な点、そしてSH-05Gに至っては『Kindleアプリすら動作がモッサリ(悪名名高いスナドラ810搭載で、メーカーの最適化が不十分なためフリーズも多い)』『購入時のリスクが多い割に、値段はそれなりにする』という、ギャンブル要素やストレス要員となる特徴が非常に強いものになります。 

正直、チャレンジ精神旺盛な方や、思っていたものと違ったという結論に至った場合にでも許容できるようなガジェットヲタク気質がある方以外には全くおすすめ出来ません。 

そして最終的に「もうメーカーの安価タブレットで良いかな……」となる方が多いです。 

海外メーカーの安価なタブレットは、製品ページにはいかにも「高性能です!」といった触れ込みで溢れています。 

しかし実際は高性能でもなんでもありません。  

一見評判が良さそうな安価タブレットでも「地図アプリを起動したら、地図が表示されるまで30秒や1分待つのは当たり前」なぐらい「マシンスペックが悪い」とか「画質が非常に悪い」とか、そういったものばかりです。

海外系の格安タブレットは、非常に『値段相応orそれ以下』な性能で横並びしています。 

結局、ここまで検討したときになって初めて思い知ります。 

「あぁ、結局はそれなりに不満の無いタブレットを手に入れるには、それなりの価格(2万円以上)のものを買うしかないんだなぁ……」と……。 

で、結局は少し高いお金を払って性能が際どい『Lenovo Tab M8』辺りの「安くはないけれど性能も良くない」という何とも微妙な気分になる買い物をするパターンになってしまう訳です。 

正直、『Lenovo Tab M8』を買う結論に至るぐらいであれば、あえて世界的な状況は加味せずに『MediaPad M5 lite』や、更にハイスペックな『MediaPad M5 8.4』を購入するか、もう予算は無視して素直に『iPad mini 5』を購入した方が幸せになれると思います。(あくまで個人の見解です) 

これまでの過程で「結局散々考えても、高いものを買うしかないのか……」と諦めかけた時、「Googleのプレイストアに公式で対応していない『Fire OS』だしなぁ……」と、選択肢から完全に除外していた『Fire HD 8』初めて真剣に検討し始める、という状況に至ります。 

ここまで時間を掛けて吟味をした上で最終的に行きついた機種が「普段買い物をするときに、散々目に付いていたのに無視していたFireタブレット」になります…(゚ω゚) 

どうしてもGoogleのプレイストアが利用できない」というイメージは購買意欲に相当な影響を与えます。 

更に、いわゆる『Fireタブレット』は価格が非常に安い為どうせ安かろう悪かろうでは?」というイメージも自然に持ってしまうと思います。私も少し前まではそう思っていました。 

だって、安すぎなんですもん……(-ω-) 

安価なAndroidタブレットとの比較

スマホやタブレットのベンチマークソフトとして広く知られているAnTuTuを使用して性能評価してみました。

Fire HD 8はAnTuTuのスコアが総合で8万以上(ほぼ9万)出ます。安価な海外製タブレットよりも圧倒的に高性能で、体感性能も段違いです。 

因みにAntutuでのiPad mini4のスコアは総合11万ちょいです。これらを比較をしてみるだけでも、Fire HD 8のコストパフォーマンスがずば抜けていることが分かります。 

『iPad mini 4』は画面解像度が『2048x1536px, 326ppi』と非常に高い水準ですが、それ以外のマシンスペックについては低価格である『Fire HD 8』で近しい操作感を体感出来てしまうことを意味します。 

iPad mini4と比較すると、ベンチマーク上はCPUの性能に不安が残りますが、マルチコアのスコアが奮っている為、電子書籍は当然の事、それ以外のブラウジングや動画鑑賞などでも一般的な安価タブレットより遥かに快適に動作します。 

ちなみに安価なAndroidタブレットでは比較的良いとされるDragon Touch Y80 (CPU:Octa-core Cortex A55)』ですらベンチマークスコア総合で4.5万程度という貧弱さです。GPUのひどさはもう目も当てられないレベルですね……(゚д゚) 

いや、むしろ4.5万も出ている点は、低価格タブレットではまだマシな方といえます。 

4.5万といっても、ベンチマークがあまりにも重く、結果画面でわざわざスコアの詳細を見る気力すら失せるレベルでした。ベンチマークだけでバッテリーが7%減少している点についても闇が深いです。 

しかも、本当に低性能な「安かろう悪かろう」なタブレットを購入してしまうと「AnTuTuの総合スコアが2万ちょい」等という「発売日は最近なのに性能は化石レベル」な酷いシロモノもの存在するようです。 

「安価なAndroidタブレットを下手に購入すると碌なことにならない」という事は、上記の内容だけでもご理解頂けたと思います。まさに当たり満載のロシアンルーレット……。 

もう、この情報だけでも安価に済ますなら、Fireタブレットが無難そうだなと納得できるレベルでしょう。 

他のタブレットとの性能比較まとめ

現状のタブレット市場のスコアをまとめてみました。 

機種名 解像度 Antutu
総合スコア
(ver8)
iPad Pro 4 (12.9-inch) 2732 x
2048 
72万 
※iPad系TOP 
SAMSUNG GALAXY TAB S7+ (12.4-inch) 2800 x
1752 
60.5万 
※Android系TOP 
iPad mini 5 2048 x 1536 46万 
Mediapad m5 8.4 2560 x
1600 
21万
MediaPad M5 lite 8 1920 x
1200 
14.5万 
iPad mini 4 2048 x 1536 11.7万 
Lenovo Tab M8 (FHD)  1920 ×
1200 
9.2万
Fire HD 8 1280 x
800 
8.8万 
Lenovo Tab M81280 x
720 
7.5万
Dragon Touch Y80 1280 x
800 
4.6万 

はい、上を見るとキリが無いです。ただ「タブレットの最上位機種で8インチというものはまず存在しない」という点です。基本は大画面製品のApple(iPad)の独壇場です。 

上の表を見ると「あれ?やっぱりFire HD 8ショボいじゃん!」とか思った方。一度リンクからそれぞれの機種の値段を確認してみてください。 
ポイントは「解像度の上がっているスペック帯」です。 

タブレットの場合、少しでもスペックを求めだすと解像度が上がります。解像度が上がるという事は、「価格がワンランク上がる」ことも意味します。 
上記の表を例にすると、『Lenovo Tab M8』と『Lenovo Tab M8 (FHD)』の時点でいきなり価格が2倍程度上がっています。 
にも拘らず、『Fire HD 8』が『Lenovo Tab M8 (FHD)』の僅か下のスコアの位置に「ちょこん」と何食わぬ顔で居座っているのです。 

確かに「解像度が高いのだから価格が上がるのは仕方ない」です。ただ、今回の目的は「安価に、手軽に快適に使えるタブレット」です。 
安価じゃない上位タブレットが多数あることは今更です。 
表の『iPad mini 5』の位置付けを見て頂ければ、価格に対してのコスパは十分に高いことが解ります。スコア46万で圧倒的です。ゲームも余裕で動きます。ただ、今回はそこまでのスペックは求めていません。 

この表からも、ある意味『隙間産業』的な非常にピンポイントない位置付けに『Fire HD 8』が存在することがわかります。 

正直「Fire OSだから」などという理由でこれまで敬遠していたことが勿体無かった、という気持ちにしかなりません。 

しかしそれでも「Fire OSのタブレットなんて使うぐらいなら、安い海外製のAndroidタブレットを買う」という方は、電子書籍用途で使用する場合でも最低限以下の事を覚悟してください。 

安価な海外製タブレットでよくある事 

電源を付けてから、一向に操作が出来ない、出来ても数テンポ遅れて誤操作が頻発する 

→安価タブレットは通常、電源を付けたら3分ほど待つぐらいは当たり前の世界です。 

起動が落ち着いたと思っても、全く操作が出来なくなることも日常茶飯事です。 

Kindleアプリがまともに立ち上がらない 

→安価タブレットでKindleを起動すると、まず最初にフリーズをして「待機しますか?強制終了しますか?」が毎回出てくるのも良くあることです。 

安価なタブレットの低性能は伊達じゃないです。 

ダウンロード済みのページ送りでさえ頻繁に遅延する 

→たとえRAMの速度が速いといってもCPUの処理速度が貧弱な為、ダウンロード完了後の電子書籍閲覧にすら支障が出ます。 

『Fire HD 8』の場合、連続でページ送りをした場合においても「ページを変えた瞬間は表示がぼやけていても、1秒も経たないまに正常に表示される」のですが、安価なタブレットの場合「ダウンロード済みの書籍にも係わらず、ページ移動した先のページが一向に表示されない or ぼやけた画面ば数秒続いて待たされる」という事態が発生します。なので、ページ送りをするだけでも、タブレット側に負荷を掛けないように慎重にタイミングを見計らってページをめくる必要があります。これでは読書に集中できません……。 

電子書籍向けとしての利用のみを想定した場合でも、上記のような不便さが付きまとってしまいます。安価タブレットの場合は地図アプリで現在位置を表示するだけでも2~3分の読み込み時間を覚悟しなければなりません。たとえWifiで高速回線に接続していたとしても、CPUの性能が足枷となっている典型的な実例の一つになります。 

他にも安価なタブレットの欠点は多数ありますが、キリが無いのでこのぐらいで一旦止めておこうと思います。 

Fireタブレットでのお絵描きについて

『Fire HD 8』については、上記でも紹介した通り、マシンスペックも一定以上の水準を満たしています。 

その為、安価なタブレットではスペック上やや難しい事も利用可能です。 

その大きな内容の1つは「お絵描き用途」としての利用にあります。 

このFireタブレット、実はAndroid対応の板タブ(ペンタブ)を繋ぐと問題無く利用可能です。 

しかも幸いな事に、Amazonのプレイストアにも有名なお絵描き用のアプリが1つ存在しています。 

Androidを持っていてお絵描きに興味がある方であれば、恐らく殆どの方はご存知であろう有名アプリ『MediBang Paint』です。 

この『MediBang Paint』、快適に利用する際に要求するマシンスペックが結構高めのアプリです。 にも拘らず、板タブを接続して特に動作面で重いと感じる事無く、快適に絵を描くことが出来ました。 

『限定用途を目的としたお手軽なタブレット』という理由で入手したFireタブレットで、お絵描きまで問題無く出来た点は良い意味で誤算でした。 

持ち運んで出先でも気軽に利用可能なため、非常におすすめです。 

実際に『Fire HD 8』に板タブを接続してお絵描きをしてみた件についての内容は、以下のページで紹介しています。 

Fireタブレットをより快適に利用する

Fireタブレットをより便利に利用するための方法をご紹介いたします。 

画面内に表示可能な情報量を増やす 

『Fire HD 8』は多くのAndroid機種と同様に『開発者オプション』の『dp(密度非依存ピクセル)値』を変更することで画面内に表示する情報量を増やすことが出来ます。

具体的には以下の画像のように、一度に表示される情報量が増えます。

左:最小幅600dp 右:最小幅800dp

『Fire HD 8』をお絵描き用途をはじめとする、多数の用途で利用する際にはおすすめの設定項目です

より厳密には『最小幅の『dp』(密度非依存ピクセル = density-independent pixel))という値の変更を行います。この値はdipと呼ばれたりもします。

dpi(画面密度 = dots per inch)とは全く異なる概念であることに注意しましょう。稀にdp設定をdpiの設定と誤った解説をしているサイトがありますが、完全に別物です

『最小幅dp』を変更することで、結果的に画面上に表示する情報量を増やすことが可能です。

この設定はAndroid OSやアプリ動作時の根底の解像度を上げる操作ではなく、ざっくり言うと「Androidの動作におけるレイアウトの基準となる値の変更」を指します。

その為、dpの値を大きく変更したとしても、例えばゲームの3Dグラフィックの解像度が上がるというわけでもないため、Androidの動作の快適さ自体に大きな影響を与えることは少ないです。

ただ、アプリ上のインターフェイスのレイアウトや、各種表示構成には密接に関係している場合があります。

今回お勧めしているFire HD 8(第10世代)で設定方法の解説をします。

『設定』→『端末オプション』→『Fireタブレットのバージョン情報』と進むと、以下のような画像になります。

ここで『シリアル番号』の項目で指で何度か押すとカウントダウンが進みます。

そして『開発者オプション』設定が、上記の『端末オプション』の一覧の下の方に追加されます。

後は『開発者向けオプション』をオンにし、色々ある設定の下の方にスライドしていきます。

すると『最小幅 600dp』(値は機種や設定により異なる)という項目が出てくるため、そこを指で押します

後は変更したい値を入れれば完了です。

この値の設定の際の注意点は、誤って極端に高い数値や低い数値を入力してしまうと、端末自体の操作が不可能になってしまう場合があります。

なので、設定の際は慎重に設定していきましょう。

私が実際に試した限りでは『Fire HD 8』の場合は895dpが正常な表示が可能な一つのボーダーとなります。

それ以上の値を設定すると、画面下部のホームボタンの位置等が突然大きくズレ始めます。

後はdpの値についての注意点は「高解像度の機種だからと言って、高い数値のdpが適切とは言えないケースがある」ことです。

またdpの数値を変更していると、ホーム画面のアイコンの位置が正常とはかけ離れた表示になったり、設定画面自体のレイアウトが破綻する場合もあります

デバイスの解像度的には最小幅800dpで抑えるのが無難そうですが、設定上問題無く行けたので、私は895dpで利用しています。

600dp~895dpの間で設定を変更することが無難でしょう。

この設定を行うことで、ツール系のアプリの表示についても表示の調整が可能な場合があります。

その為、設定を変更する際には、良く使うアプリも動作確認することで表示に問題が無いか確認しながら行いましょう。

あまりに極端な設定をしてしまうと、画面操作が非常に困難になり、通常の状態に戻すことすら至難になる場合がある点には注意しましょう。

なお、この設定については旧機種のFireタブレットでは利用できない(設定項目自体が存在しない)場合があります

ゲームの動作について

「安価なタブレットではゲームをするには無理があるのは解っている」と頭では理解をしていても、やはり試してみたくなるが人間というものです(゚ω゚) 

ということで、独断と偏見のチョイスでいくつか動作確認をしてみました。 

アズールレーン(アズレン)

今もなお根強い人気のモバイルゲームです。

アズールレーンについてはFireタブレットの『ゲームモード』にも対応しています。通常のAndroidの機種のように、データの引継ぎも可能です。

軽くプレイした結果としては、「手動操作を行うには少々難しい場合はあるが割と普通に遊べそうかな?」といった感想です。

Amazonストア内のレビュー項目では「Fire HD 8では、最近はまともに動かない」といった書き込みもありますが、そのレビューを書いている方が一体第何世代のFireタブレットの事を言っているのかが明記されていません。

ただ、状況によってコマ落ちが頻繁に発生したり、通常のUI画面でも全体的にハイスペックスマホよりはややもっさりとした動作の印象があるのは確かです。

スマホ利用のサブ機として、「たまに大画面で楽しみたいな」というときに利用する分には十分ありだと思います。

キャラゲーにとって「大画面で楽しめる」というだけでも大きな利点にはなります。

難易度の低いステージを、キャラを愛でながらのんびりオートで周回する場合の用途としてはありかもしれません。

その間は手元のスマホが空く為、タブレットでプレイしながらスマホで別の事も出来ると考えると、利便性が広がると思います。そういった観点からも、サブ機としての利用はお勧めです。できれば動作の安定性を考えて、RAMが3GBの『Fire HD 8 Plus』を強く推奨します

荒野行動

こちらは有名な、バトルロイヤル系のFPSです。

設定にて『画像レンタリング:バランス』『省エネモード:OFF』『ドローディスタンス:標準』『フレーム数:最大(60フレーム)』でテストプレイしてみました。

ゲームにおける体感は個人差がありますが、予想していた以上に動作が滑らかで画面の粗さも目立たない品質でした。

また、もし実際にプレイをしてみて「重い」と感じた場合は、まだ設定やフレームレートの調整で軽量化できる余力があります。

安価とはいえAntutuでGPU性能が最低限以上確保されていた恩恵による結果です。

FPS系のゲームをミニゲーム感覚で気軽に楽しむ用途にはアリだと思います。

Fire タブレットをおすすめ出来ない人

ここまでは全体的におすすめ出来るような内容に重点を置いて紹介をしていました。

ここでは逆に、『Fire HD 8』を含む『Fireタブレット』をおすすめできないタイプの人についても補足していきます。

液晶の発色(色味)を気にする人

全体的に液晶の発色が黄色っぽくなっています。この件に関するマイナスイメージはネット上に一定数存在します。そしてマイナス情報として拡散もされており、少しタブレット系に詳しい方にとっては『現世代のFireタブレットは発色が黄色寄り』という点は周知の事実だったりもします。

そのような状況下でなお、人気を保っていることからも、如何にコストパフォーマンスに優れているかが理解できると思います。

黄色寄りの発色については、別途画面の表示色を調整するアプリを導入する事で多少の補正は可能ですが、一応念頭においておきましょう。

通常、安価タブレットは青系の発色が強いものが多いので、それよりは黄色寄りの方が目の疲れに対する影響は少なめ(かも)です。一般的な色合いと並べると一目瞭然で色が異なりますが、過剰に気にしない方であれば通常の使用には問題無いでしょう。

(実際、歴代のiPadやiPhoneでも同一機種にも係わらず個体差で発色が黄ばんでいるものは結構あります。にも拘らず、今までに大きく世間で取り上げられて騒がれた記憶が私にはありません。そのような現状を考慮しても、一般的なユーザーにとって積極的に気にしてしまうことが無ければ通常利用には問題は無いのです)。

とにかくハイスペックが良い、高解像度が良い人

上記2つに当てはまる方は、自身の満足度を優先するのであれば素直に価格の妥協を捨てましょう

Fireタブレットは『ハイコスパ(コストパフォーマンスが良い)』ですが『ハイスペック(高性能)』というわけでは決してありません。

少なくとも「Fireタブレットでゲームをガッツリ楽しんじゃおう!」などとは思わない方が良いです。「軽快に動くゲームが見つけられたらラッキー!」ぐらいの感覚が精神衛生上も丁度良いです。

また、既に何度か話題にもしたように、Fire HDの解像度は安価タブレットでは平均的な『1280 x 800 (189ppi)』です。どうしても高性能な機種に比べると解像度において見劣りしてしまう点は否めません。

ただ、電子書籍の閲覧の際にクッキリとした画質に対しての拘りが強く無ければ「少し表示が柔らかいかな?」という程度なので、極端に画質が悪いというわけではありません。

「お手頃価格で画質もそこそこ」という良い意味で割り切った性能になっています。

ハイスペックなタブレットを目指す方は、最初の方で紹介をした価格が遥かに高いiPad系や、個人輸入でのGalaxy Tab系、或いはあらゆるリスクに対して自己責任で『mediapad M6』を購入するしか選択肢がありません。

通信速度(ダウンロード速度)に拘る人

wifiのダウンロード速度は早いとは決して言えません。

例えばkindleのアプリで電子書籍をダウンロードする際、比較的新しいスマートフォンで2~3秒程度でダウンロードが完了する場合でも、Fire HDでは10秒~20秒掛かることが普通です。

ただ、一度ダウンロードさえしてしまえば、ページ送り自体については通常の読書のレベルの速度であればストレスが無い挙動をしてくれます。

電子書籍の閲覧時の挙動には大きな不満は出てこないはずです。『Fireタブレットを用いたkindleのページ送りに不満がある場合、相当なハイスペックの上位機種を購入しなければ満足する結果が得られない、或いはそれでも満足が出来ない可能性がある』という事も念頭に置いて、Fireタブレットと向き合う事をお勧めします。

余談ですが、上記についても他の安価なAndroidタブレットの場合も同様にFireタブレットと比較をしても遥かにwifiの通信速度は低速です。

しかも、性能が悪いタブレットの場合、例え電子書籍のダウンロードが予め完了していたとしても、ページを進める際に動作に引っ掛かりが数秒単位で存在したり、一時的に完全にフリーズ(動作が停止する)状態になる事も少なくはありません。

上記のような症状はもちろん『Fire HD 8』では全くといってよい程に発生しません。

誤解の無いように更に補足をしますが、Fireタブレットがwifiの速度が遅いとはいえ、Primeビデオのストリーミング再生には影響があるレベルでは無いので、動画閲覧も大きな問題はありません。

電子書籍についてや、簡単にゲーム動作やブラウジングにも便利に活用できるため、重ねて「Fire HD 8はコスパ最高ですよ!」という事だけはぜひ伝わればと思います。

最後に

長々と書きましたが、改めて結論だけを言えば『Fire HD 8』のタブレットは、目的をしっかり定めた上でお手頃価格で気楽に利用する分には非常にオススメです。 

電子書籍・動画・インターネットを安価で手軽に楽しむツールとしてはベストだといえます。 

家族で「ネットが出来て動画が見れて漫画が読めるタブレットが欲しい!」という方が居れば、とりあえず『Fire HD 8』で問題ないです。

とにかくコスパが優秀なので本当におすすめのタブレットになります。