【Bose QuietComfort20 レビュー】FPSプロ仕様のノイズキャンセリング搭載イヤホンをApexLegendsで使用してみました!
こんにちは、ハッサンです^ – ^
最近イヤホンの凄さにハマってしまい、いろいろ買い漁っています。
多くのプロゲーマーが使用しているQuietComfort20なる製品が凄い性能だと聞いたので、実際にどの程度なのか検証してみました。
SHURE SE215SPEのレビューはこちら▼
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目次
Bose QuietComfort20について
Boseはアメリカに本社がある音響機器メーカーになります。音響に興味がない人でも聞き覚えがあるほど有名なメーカーです。
基本的に高級志向な製品が多く、重厚な重低音を売りにしている製品が多い印象です。
FPSプロゲーマーにはスポンサーが付いており、通常はスポンサーの製品を使用します。しかしQuietComfort20はスポンサー製品でないにも関わらず多くのFPSプロゲーマーが使用する人気イヤホンになります。
Apple devicesバージョンとSamsung and Android devicesバージョンがあり、それぞれApple製品とAndroid製品に対応しています。両バージョンの違いはインラインリモコン(マイクや音量調整ボタンなど)が対応しているかどうかになります。お手持ちのスマホに合わせたバージョンを選びましょう。
スペック
メーカー | Bose |
価格 | 26,858円 (Amazon 2020年4月30日時点) |
イヤホンタイプ | インナーイヤー |
コード長 | 1.3m |
マイク | あり(対応デバイスのみ使用可) |
重量 | 44g |
開封
- 箱
- ポーチ
- 説明書
- イヤーピース(SML)
- イヤホン
- マイクロUSBケーブル
イヤホンはインナーイヤー型になります。イヤーピースは柔らかく長時間付けていても痛くなりませんでした▼
ケーブルにはマイク付きリモコンがあるので、スマホのハンズフリー通話に使用できます。
ノイズキャンセリング機能を一時的にオフにして外の音を聞くスイッチ(Awareモード)です。ノイズキャンセリング有効だと外の音が聞き取りにくくなるので、このスイッチはとても便利です▼
音量調整と停止/再生、送り、戻しボタンになります▼
ノイズキャンセリングのスイッチとバッテリー(ユニット)になります。スイッチをONにする際にイヤホンから結構大きな音がなるので予めONにしておいた方が良いです▼
ノイズキャンセリング機能について
ノイズキャンセリングとは周囲の騒音を低減し、音を聞きやすくする機能です。
QuietComfort20には高性能なノイズキャンセリング機能が搭載されており、周りの音をかなり軽減してくれます。冷蔵庫のゴーという音やエアコンの音、PS4の冷却ファンなどは完全に聞こえなくなります。さすがに全ての音はシャットアウトしませんが、電車内や騒がしい隣人の話し声など大部分をカットしてくれます。
ノイズを除去しているといっても無理やり消している感じではなく、自然と聞こえなくなっている感じです。窓を開けても外の喧騒や車の走る音などをかなり抑えてくれます。
ただ無音状態だとサーというホワイトノイズが鳴ります。これはノイズキャンセリング特有のものですが、慣れると次第に気にならなくなります。
ノイズキャンセリングのバッテリーは最大16時間なので1日の使用時間は満たせます。もしバッテリーが切れてノイズキャンセリングがOFFになっても普通のイヤホンとして使用できるので問題ありません。ただノイズキャンセリングをOFFにした際の音質はON時と比較して劣化するので、バッテリーを切らさないことが重要です。
またノイズキャンセリングのバッテリー(ユニット)が少し邪魔です。軽いし商品画像を見たときほど大きさは感じませんでしたが、やはり通常の有線イヤホンと比較すると取り回しが良くないです。
他の使い方としては、イヤホンジャックを差し込まずノイズキャンセリングをONにすると、簡易的な耳栓として使用できます。
総じてレベルの高いノイズキャンセリングです。プロゲーマーが試合会場で使用するのも肯けます。FPSで足音を聞く際にも周りの騒音を消し去ることで、より聞き取りやすくなっています。
音質について
音質は低音重視のドンシャリ系です。ドンシャリと言ってもそれほど高域が出るというわけではなく、やはり低音がメインになっています。
低音は通常のイヤホンに比べて強めですが、低音が苦手な人でも不快になるような音ではありません。
イヤホンが苦手な低音もしっかり鳴るのは流石Boseと言ったところです。高音も耳に刺さることがなく、マイルドな音なので聞き心地がとても良いです。
音の解像度が高く、定位感もあるので敵の位置を把握しやすい印象です。
イヤーピースについて
SMLの3種類ありますが、どれも耳に自然とフィットして痛くありません。インナーイヤー型にしては外れにくく付けごごちも良いので、とても気に入っています。
またカナル型で完全密閉するより耳への負担も少ないです。
多少音漏れはありますが、ノイズキャンセルのおかげでそもそも音量を大きくする必要がないので大きな問題ではありません。
ApexLegendsで使用した感想
射撃訓練場で足音の聞き取りやすさを計測すると約40mとSE215SPEと同じ程度の結果でした。
ただノイズキャンセリングにより雑音が除去されるので、足音への集中力はかなり上がります。
さらにBGMや会話音量を小さくすれば効果音のみ聞けるため、細かい音を聞き逃しにくい環境になります。これはかなりのアドバンテージになります。
またMixAmp ProTRやGameDAC使用時の定位感もかなり良いです。
PS4やPCでマイクは使用できない
PS4やPCではゲーム音を聞いたり、ノイズキャンセリング機能は使用できますが、マイクやインラインリモコンは使用できません。足音を聞くには問題ありませんが、ボイスチャットをするにはマイクを別途用意する必要があります。
環境によって使用できる場合もありますが、公式に保証されていないので、基本的には使用できないと想定してください。
ただし使えないと言っても、そもそもマイクの性能自体があまりよろしくないので、どちらにしても別で安いコンデンサーマイクを購入するのが良いと思います。
最後に
高価格なので人を選ぶ製品であることは間違いありませんが、必要な人にはこの上ないイヤホンになります。
屋外にてスマホで手軽に音楽やゲームを楽しむには非常に良いです。
FPSだけでなく、静かな環境で仕事をしたい方や勉学に勤しみたい方にもオススメできます。
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