【ゲーミングヘッドセット音楽比較】ゲーミングヘッドセットで音楽聞いてみました!!音ゲーマニアの感想と結論

2020年7月6日

こんにちは、佐崎司です( ´∀`)

今回は『ゲーミング用のヘッドホンを敢えて音楽鑑賞向けとしてレビューする』という、蛇足感丸出しの内容をお送りします。

先に個人的な結論を言うと『GSP600買っとけ』か『低コストで音楽聴くなら素直に音楽鑑賞用で評判の良いミドルクラスのインイヤー系のイヤホン買っとけ』というオチになりますが、そうなるとこの先の文字が全部無駄になってしまうので見なかった事にしてください。

因みに今回のレビューでの「ゲーミング用」というものは、ほぼ対人のFPS用途(ゲーム上での周囲の対戦相手の足音などを聴くための)の製品を指してるものです。

なので、ゲーミング用といっても音楽がゲーム上の演出の一部として重要視されるような音ゲーや大作RPG等、FPS系以外のゲームにはゲーミング用としてのヘッドホンの評価は関係無いと思った方が良いです。

あと、レビュー者の好みの基準として、利用している主なイヤホンを列挙しておきます。

利用している主なイヤホン

有線系

  • ATH-IM04 (audio technica)
  • ER4-S (etymotic research)
  • MDR-EX700(sony)
  • ATH-CK100(audio technica)

無線系

  • TE-D01d (AVIOT)

執筆者について

全体的にモニター系を高域の音を上げて使うか、ドンシャリの高域寄りの製品を使うことが好みの為、昔はオーディオテクニカ製品ばっかり買っていた記憶がありますが、最近はモニター寄りの製品で高域を強めにして利用することが多いです。

手持ちのイヤホンの中では調整無しでの使用はATH-CK100の音が一番好みです。ER4-S使用時は、この機種を使う場合には邪道かもしれませんが、高域をやや強調して使っています。ER4-Sの実家のような安心感よ……。

あと、イコライザを始めとする各種エフェクト系は好んで利用する派です。
スマホ(android)での音楽再生アプリでは、「jetAudio+」の「Crystalizer」を好んで使用します。ドンシャリ系が好きな人には手軽なエフェクトなのでおススメ。

普段、有線系はどの製品も5年以上前(一番新しいものでも7年前、酷いものは20年程昔に発売したもの)を主に使ってます。ぶっちゃけ有線系のヘッドホンやイヤホンは、一度良い物を買えば「新製品に対する購買意欲」さえ抑えれば長年使っていられます。ER4-Sに至っては人生の半分近くお世話になってる計算になりますし……。

半面、無線系はここ1〜2年程でbluetooth製品が一気にラインナップが充実して、全体的な性能が底上げされた印象がありますね。特にQCC3026搭載機が出てからは、aptX対応にも拘らずコスパの良さとバッテリーの持ち、音質と接続の安定度が一気に上がっていておススメです。「完全ワイヤレスイヤホンは、迷ったらとりあえず手ごろな価格のQCC3026搭載機を買え」と、声を大にして言いたいところ。有線系に比べて技術の進歩で新製品が進化し続けているので、有線に比べて自然と新製品が欲しくなるところ。

っと、話が猛烈に脱線しましたが……こんな感じの人間のレビューの為、あくまで一個人の好みとしてご参考程度にどうぞ。

GSP600(SENNHEISER)

このヘッドホンは音色にゲーミング用っぽさが全然無いです。高音と低音を程よく強調した音楽鑑賞用として考えても価値はあります。やや音が上品すぎる印象を受けるものの、高音や低音もイコライザで調整で個人の好みの音に調整しやすいかと。

音楽を聴く際に音の派手さは無い分、聴き疲れもしにくいです。

今回のレビュー内の範囲では『一番音楽鑑賞向け』な製品です。というか『ゲーミング用と謳ってる機器で音楽鑑賞用途としてこれ以上求めるのも逆に考え物』という気がします。

良い意味で『(他用途でも使えるじゃん的な)ゲーミング用詐欺』なので、下手に高い商品を買って自分に合わなかった時にもう一つ買う羽目になるぐらいなら、GSP600を1つ買う方が全ての用途をそつなくこなせて幸せになれると思います

値段がそれなりに高い商品には、それ相応の理由がある」と、改めて感じました。ってかもう「何買うか迷ってるなら、他のレビューとか見ずにこれ買っとけ」と声を大にして言いたいという本音。

GSP300(SENNHEISER)

ゲーミング用としてはコスパが良くて評判も良い機種なのですが、『音楽鑑賞には全然向かない』です。

聴き始めて「あ、これは無いわ……」と思えるぐらい音楽鑑賞には不向きな音と感じてしまいました……。
 

更に例えるなら「格安で売っている有象無象イヤホンの中でも、外れの機種を掴んだ時の残念な気分」を味わえました。

なので音楽鑑賞向けでは全く『無い』シロモノです。確かにオーディオ系の製品は個人差で好みが分かれるものですが、その点を差し置いても、このヘッドホンで音楽鑑賞を満足できるレベルですら無理があると感じてしまいました。イコライザをいくら弄っても、チューニングの余地が無いレベルに酷いです

ただボロカスに言ってしまっていますが『音楽鑑賞にここまで徹底的に向かないぐらい、ゲーミング用途に特化してチューニングしている』と考えると、低コストで『ゲーミング向け』として良い評判であることが逆に納得出来ちゃうレベルです。

Cloud Alpha(HyperX)

ゲーミング用製品特有の音色のドンシャリ系です。低音の強さをイコライザで好みに合わせて調整すれば、音楽鑑賞向けの個人の好みの音色に合わせる事がそこそこ可能かも? という印象。

ただ、高音を鳴らすためのドライバ性能が足り無いのか、『高音がかなり割れやすい』点だけが残念。その点に目を瞑れば音楽鑑賞用としてもそこそこ使える性能ですが、これを使って奨んで音楽を聴きたいとはあまり思わない微妙なライン……。

やっぱりこの機種もゲーミング用という名前通り、音楽鑑賞向けとしてあまり考えない方が良いかと。

Kraken (Razer)

ゲーミング用特有の調整の為なのか、低音は良く出ているものの高音がやや伸び悩みです。なので音楽鑑賞に使う場合には『イコライザ等で低音を下げて、逆に高音は上げきると多少は聴ける』音になります。

ただ、無理やり高音を上げた場合はそれなりに目立つ音割れが発生する点と、『イコライザで調整した上でも全体的に音に透明感が出ず、音楽鑑賞用として用いても心地良さは感じない』音に仕上がります。

やはり「あくまでゲーミング用」と割り切って使った方が良いレベルです。

Fnatic REACT

ゲーミング用にしては音楽鑑賞もそこそこに可能なレベルです。根気強くイコライザ等で音色を調整していけば、音楽鑑賞もそれなりに使えます。ただ、あくまで「それなり」なので過剰な期待は禁物

更に入手にやや難がある(日本での正規の取り扱いが無いっぽい)ので、よほど拘りが無ければ何かあったときのサポート等も考えて他の製品を買うのが良いかもです2020年7月16日に国内発売予定です

旧型A40TR(Astro)

GSP600と同様にゲーミング用っぽさが無く、音楽鑑賞用ととしては純粋に「GSP600の下位の価格帯の音質」という印象です。音の傾向もGSP600に似て高音と低音を程良く強調しています。

ただGSP600に比べ高音でやや音が割れる事がありますが、一般的なドンシャリ系のイヤホン等と比べると、音割れは控えめな部類です。

音楽鑑賞用としては利用出来るレベルは十分に満たしています

……が、なまじそこそこ聴ける分、ここまで行くともう一段上位の製品を欲しくなってしまうのも本音のところです。

主観の入りまくった評価

GSP600は音楽鑑賞を楽しめるレべルです。

旧型A40TRは一応音楽鑑賞出来るレベルです。

他は 「Fnatic REACT > CLOUD ALPHA = Kraken」 といった感じです。

GSP300は音楽鑑賞とか無理なレベルです。

大体は値段相応な感じですね。

ただ、個人的にはA40TR買うぐらいなら、もうちょっと頑張ってGSP600を買った方が確実に幸せになれます。

最後に

と、好き勝手にレビューしましたが、結局のところ……

『価格相応に性能は良くなる』
『中途半端にお金を掛けると、満足度も中途半端になる可能性はある』
『ゲーミング用途以外に音楽も聴きたくて下手に迷うぐらいなら、素直にGSP600買っとけ?』

という身も蓋もない結論になりました。そりゃそうか……。

……因みに余談ですが、個人的には「今回レビューした中で『GSP600』と『A40TR』以外の機種で音楽鑑賞するぐらいなら、昔のiPhoneに付属していた有線イヤホンの方がよっぽど音が良い」というオチも付けておきます。

……やっぱりゲーミング用はそれなりのお金を積まない限り、その名の通りの『ゲーム(FPS)用』と思った方が身の為ですね……。

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