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完全ワイヤレスイヤホン「EPOS GTW270 Hybrid」を1ヶ月以上使用した感想について

こんにちは、佐崎司です( ´∀`)

超低遅延で音ゲーがプレイ可能な完全ワイヤレスイヤホン「EPOS GTW270 Hybrid」を1ヶ月以上使用したので、色々追記していきます。

前回のレビュー記事はこちら▼

スペック

メーカーEPOS
価格26,800円
Amazon 2021年3月24日時点
周波数特性20~20,000 Hz
音圧レベル100 dB
イヤーカップタイプカナル型
ヘッドフォン構造 ダイナミック、密閉型
周波数特性(マイク)100-7,500 Hz
指向性(マイク)オムニディレクショナル(無指向性)
感度(マイク)-20 dBV/Pa
再生時間イヤフォン内蔵バッテリーで最大5時間、ケース使用時最大20時間連
続使用可能。
充電時間イヤフォン内蔵バッテリーのフル充電には1.5時間、ケースには1.75
時間。
高速充電ケース内で15分間の充電後、イヤフォン内蔵バッテリーで
最大60分連続使用可能。
接続低遅延、および、Bluetooth®
延長ケーブルの長さ1.5 m USBケーブル
互換性ドングル:
Nintendo Switch、Androidデバイス、PC、PS4、PS5

イヤフォン:
Bluetooth® デバイス

『安定性(aptX)』と『超低遅延(aptX LL)』を上手に使いこなすべし

世間の評判ではGTW 270が途切れやすい。他のイヤホンは途切れないのにという評価を見かけます。

ただ、そういった評価をしている方々は、往々にして『aptX』と『aptX LL』という別の規格同士で比較しています。

まず、「そもそもaptXの方がaptX LLよりも電波の混線に強い」ということは理解しておきましょう。

実際一ヶ月間利用している内に、GTW 270 + ドングル(aptX LL)を利用しても電車内で音がブツブツと途切れることがありました

そういう時いつも「大きな駅のホームに電車が着いた時」だったり「極端に電車が混雑しだした時」だったりします。

そういった時は、あえてGTW 270とスマホを直接aptXで接続することで、完全に途切れなくなりました

aptX LLでの接続に比べ、aptXでの接続の方が明らかに安定度が上であることは間違いないです

上記の点については頭の片隅に置き、状況によって使い分けましょう。

ただ、電波が極端に混線しない場所では上記のような症状は無く、もちろん自宅などの屋内での使用については購入直後に感じた評価から変わらず快適です。

ASMRやVR用途にも良い

GTW270の音質と、装着時に邪魔にならない『完全ワイヤレス』という利点から、ASMRやVR用途での使用もおすすめします。

特にASMRについては「近くにスマホを置いてドングルを使わずに接続し、あとは寝転がってボーっと聴くだけ」という使用法が非常に安定します

今まで使用してきた完全ワイヤレスイヤホンの中でも、音の傾向が全体的に尖っている部分も無く、かつ音自体は一定以上のクリアさを満たしており、特に相性が良いです。

ドングルの持ち運びは少々悩みどころ

持ち運ぶ際、ドングルの扱いが悩みどころです。

運び方の方法に「ケースに挿しておく」という案も考えましたが、鞄にケースを入れている場合、鞄の中で端子部分が折れてしまう可能性が高いので却下しました。

ただ、自宅などでドングルを失くさないようにする方法の1つとしては有りだと思います。

また、公式ドングル以外のaptX LL用の薄型レシーバーの場合は、ケースに挿してそのまま持ち運ぶ方法も有用な場合があります。手持ちのレシーバーの形状によって判断しましょう。

屋内での利用には不満無し

一ヶ月近く利用しましたが、室内利用で音が途切れることは無いです。室内で利用しているにも関わらず音がよく途切れるという場合は、室内に何らかワイヤレス通信を阻害をする要因が無いか確認してください。

特にaptX LLについては、wifiの電波との干渉も考えられるため、状況によってはwifi側の電波を可能であれば5.0Ghzの使用に変更してみるのも良いかもしれません。

もっとも私の環境では、部屋内で、2.4Ghzでの接続でwifi機器を5台同時に使用をしても影響は無かったため、気にし過ぎる必要は無いです。

屋外での利用について

もし、音飛びが酷いと感じた場合には、一度公式ウェブサイトでダウンロードが可能な EPOS Gameing suiteを利用して、ファームウェアのアップデートが無いか確認してみましょう。

ドングル、イヤホン、それぞれに対してファームウェア更新がされている可能性がありますファームウェアアップデートをしたところ、明らかに接続状況が安定しました

今までスマホにドングルを付けて、分厚いコートのポケットに入れると偶に音が飛んでいたのですが、それが一気に無くなりました

なので、ファームウェアのアップデートは試す価値があります。もちろん、現状で不満が無い場合はそのまま使っていても問題無いです。

ファームウェアアップデートにはパソコンが必要になります。

▼パソコンに『EPOS Gameing suite』をインストールしたあと、『EPOS Gameing suite』起動し、イヤホンを入れた状態のケースをUSBケーブルでパソコンと繋ぐと、下記のような画面になります。ドングル側のファームウェア書き換えの際には、ドングルをパソコンに挿す必要があります。

画像で赤で囲った部分のように『アップデートが必要です』と書かれている場合、この場所をクリックしてアップデートを実施しましょう。

▼アップデートの内容についても英語で簡単に記載ががあります。

ただ、私がイヤホンのアップデートを何度行っても画面上でのバージョンの数値が上がりませんでした

「繋いでいるパソコンとの相性が悪いのかな?」と思い、別のパソコンで試したところ、理由が判りました。

別のパソコンで改めてバージョンアップの情報を見ると「Note.」部分が増えていたんですよね。

改めて初めに使ったパソコンの画像を見ると、確かにスクロールバーで下の文字を表示できそうな気がします。

Noteの項目の『even after (その後も)』の下りの文章を見て察しました。

簡潔に言うと、Noteの箇所には『アップデートが成功した後もファームウェアアップデートの表示は出るよ!』と英語で書かれています。

なので、『ファームウェアアップデート成功』と表示された場合は、それを信用して使用しましょう。

稀にUSBケーブルの接続が不安定な場合には失敗をするので、その時には再度試して「成功」が出ることを見守りましょう。

ASTRO’s PLAYROOM(アストロプレイルーム)で使用した感想

PS5のアストロプレイルームをプレイしてみました。

PS5の「3Dオーディオ」有効/無効どちらでも非常に『自然な音』の表現をしています。音に過剰な演出が無いというか、不自然に目立つ音が無いというか『ゲームプレイの邪魔をしていない』と感じました。それでいて、一つ一つの音を丁寧にプレイヤーに伝えてくれています。

ゲーミングと称するヘッドホンやイヤホンの中には、派手さを重視して一部の音が聞こえにくくなっているものがありますが、GTW270の場合にはそういった心配は不要と感じました。

ApexLegendsで使用した感想

PS5でPS4互換の「ApexLegends」をプレイしました。

アストロプレイルームで使用したときに感じた印象と同じく、全体的に違和感の無い音を出してくれます。

イコライザ設定が出来なくても、FPS用途として使いやすい音のバランスです。足音の聞き分けについても、同等の距離の前方と後方の区別もしやすいという印象を受けました。

耳に刺さるような音も殆どなく、長時間プレイでも疲れにくいです。良い意味でゲームっぽくない自然な感覚の音でのプレイが可能だと感じました。

また、複数人の足音についても、それぞれの音が明確に個別の音源として聞き分けが出来ます。

3Dオーディオ使用時も、過去にレビューをした同価格帯のヘッドセットと遜色の無い効果がありました。違和感のあるような過剰な残響も無く、音のバランスも安定しており好印象です。

ただ、あくまで個人的にはGTW270の場合は3Dオーディオ無しのクリアな状態の方が、GTW270の本来の音色の利点をフルに活用し、微細な音も聞き逃さないようなプレイが可能だと感じました。

なお、ドングル利用時は遅延について全く問題ありませんでした。

最後に

1ヶ月以上使用しましたが、前回と評価は変わらず、非常におすすめできる超低遅延の完全ワイヤレスイヤホンです。

音ゲーだけでなくASMRやVR用途にも向いているので、ワイヤレスイヤホンをお探しの方は検討してみてはいかがでしょうか?

前回のレビュー記事はこちら▼