【JBL QUANTUM 50 レビュー】大手音響機器メーカーが本気で格安ゲーミングイヤホンを製作しました!

2020年12月6日

こんちには、ハッサンです^ – ^

JBLのQUANTUMシリーズに新しく格安イヤホンが追加されました。

以前QUANTUM100と800をレビューしましたが、どれも価格の割に音質が良くコスパに優れたゲーミングヘッドセットでした。

QUANTUM50もゲーミング用として販売されており、どの程度の性能なのか評価してみました。

QUANTUM 50 について

QUANTUM 50は大手音響機器メーカーJBLが製作するQUANTUMシリーズのイヤホンになります。

JBL QUANTUMシリーズはゲーム用に製作された音響製品であり、没入感のある音響空間と正確な音の位置情報が特徴です。

QUANTUMシリーズは以下の通りです。

  • QUANTUM ONE (有線ヘッドセット)
  • QUANTUM 800 (無線ヘッドセット)
  • QUANTUM 600 (無線ヘッドセット)
  • QUANTUM 400 (有線ヘッドセット)
  • QUANTUM 100 (有線ヘッドセット)
  • QUANTUM 50 (イヤホン)
  • QUANTUM DUO (スピーカー)

QUANTUMシリーズでは唯一のイヤホンであり、マイクも搭載されています。

Point

• マイク付きの有線イヤホン

• とにかく安い

• 価格以上の高音質

スペック

メーカーJBL
価格2,873円
Amazon 2020年12月3日時点
ドライバー8.6 mmダイナミックドライバー
周波数特性20 Hz ~ 20 kHz
インピーダンス16Ω
感度97 dB SPL @ 1 kHz / 1 mW
マイク周波数特性100 Hz ~ 10 kHz
マイク感度-41 dBV @ 1 kHz / Pa
重量約21.5g

開封

  1. QUANTUM50
  2. イヤーチップ (S/M/L)
  3. 説明書など

▼イヤホンになります。イヤホンには小さくLRの表記があり、左右の判別ができます。

▼装着部分が斜めに傾いています。JBL特許の「ツイストロック」機能により耳に装着しても外れにくい仕様になっています。

▼イヤホン裏側にJBLの文字が印字されています。

▼イヤーチップが付属しています。既に装着されているイヤーチップを含めてS/M/Lのサイズがあります。

▼左イヤホンのケーブルにマイクが付いています。より口元に近い位置にマイクがあるため音を拾いやすくなっています。

▼インラインリモコン表側にはマルチファンクションボタンとJBLの印字があります。インラインリモコンの側面にはケーブルを通す溝があります。片耳で使用する際にもう片方のイヤホンケーブルを溝に通すことで、プラプラさせず快適に使用できます。

▼インラインリモコン裏側には音量ボリュームとマイクミュートスイッチがあります。

▼インラインリモコンの上側にケーブルを束ねるパーツがあります。

▼接続は4極 3.5mmプラグになります。

音質について

音の傾向としてはややドンシャリ寄りのクリア系です。

一般的なイヤホンに比べてベント(穴)が大きく音の抜けが良いため、音全体としてクリアな仕上がりになっています

また、安価なイヤホン特有の『ただ安っぽくて軽い音』というわけではありません。 確かに安価特有のシャリシャリ気味な印象を残しています。 しかし高音の伸びは心地よいタイプの響き方をし、低音についてもベントでの音抜けが良い分パワフルとまでは言えませんが、十分な強さで鳴ってくれます。 音全体としての聞こえ方も低価格にしては輪郭があり好印象です。

上記の内容から、ゲーミング用途として考えると音の分離も分かりやすいタイプのイヤホンになります。

音楽鑑賞用途としても非常におすすめできます。 「極端なクセが無くクリア」という万人受けをするタイプの音質が使いやすいです。 ゲーミング用途の評価とは異なり、突出しすぎない程度の低音はマイナス要素ではなく、むしろ好評価に繋がります。

価格帯を考えると非常にコスパの良いイヤホンといえます。 同価格帯で音の傾向が近いものとしてFinalのE3000が挙げられます。 E3000もクリアな音質が評判でコスパが高い良機として有名ですが、QUANTUM50はE3000のクリアな特性を保ちつつ、もう一段階ドンシャリ気味に味付けをしたような音質になっています。

昨今は低価格帯でも良質なイヤホンが増えてきていますが、その中でも高品質な分類と言ってよいクオリティです

ApexLegendsでの足音について評価しました

同じゲーミングイヤホンである「TURTLE BEACH BATTLEBUDS」と「Razer Hammerhead Pro V2」で足音に関して比較してみました。

PS5のコントローラーに直接差し込んで評価しました。

QUANTUM50の足音 (3Dオーディオ無し)

足音を聞き取りやすいケースが多い印象です。 足音の音量自体は他の2機種に比べ低いものの、音質のクリアさによって『ゲーム上での環境音と足音が混ざらずに鮮明に聴こえる』という効果が得られています。

QUANTUM50の足音 (3Dオーディオ有り)

3Dオーディオを利用した場合においても、足音を聞き取りやすいケースが多いです。 足音の音量自体は他の2種に劣るものの、音のクリアさが維持されているお陰で足音自体はむしろ聞き取りやすいと感じました。 音響効果全体に言える事ですが、クリア(≒音の分離が良い)な音質は音響効果の利点を維持しつつ音の輪郭を保つという意味では相性が良いです。

QUANTUM50の定位感 (3Dオーディオ有り)

音が全体的にスッキリする分、距離感や定位を認識する際には若干の慣れが必要と感じました。本来、距離が離れたり後方に回り込まれた際に発生する音の『こもり』が、クリアさで緩和されることが原因と考えられます。総じて悪くはありませんが、突出して良くもないという印象です。

Razer Hammerhead Pro V2との比較

ゲーミング的な迫力を重視する場合は「Razer Hammerhead Pro V2」が良いですが『価格差がある』『イヤホンとしての傾向が異なる別物』という点も考慮する必要があります。もし音楽も聴くのであれば「QUANTUM 50」の方がおすすめできます

Razer Hammerhead Pro V2のレビュー記事はこちら▼

最後に

低価格帯のゲーミングイヤホンも良質な新製品が続々発売されています。

JBLのような老舗の音響機器メーカーがゲーミング製品に力を入れ始めたことはゲーマーとして嬉しい限りです。

PS5の発売に合わせて新しいイヤホンを新調してはいかがでしょうか。