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【HIDIZS AP80Pro レビュー】小型で軽量な高性能DAPがめちゃくちゃおすすめです!

2020年9月1日

こんにちは、佐崎司です( ´∀`)

今回はHIDIZS(ヒディス)社のハイレゾ(Hi-Res)対応のDAP(デジタルオーディオプレイヤー)である『AP80Pro』についてレビューします。

前回紹介したDAPよりも更に小型かつ高性能、それでいてコストパフォーマンスの高さがウリの製品なので、小型DAPを検討している人に手軽におすすめ出来る製品です。

ハイレゾ音源の対応についても、他の同価格帯の機種よりも優位な点が複数あります。この点については以降説明をしていきます。
 
ここから先色々書いてはいますが
良いものであることは間違いない!
とだけ、先に言っておきます。

ハイレゾ対応イヤホンfinal E5000の記事はこちら▼

コスパ最強イヤホンfinal E500の記事はこちら▼

HIDIZS AP80Proについて

HIDIZSは2009年に設立された中国のオーディオ機器メーカーです。読み方は「ヒディス」になります。

「AP80Pro」は旧機種である「AP80」をブラッシュアップしたモデルになります。

詳しくは後述しますが、バランス接続やイコライザ、ロスレス形式サポートの多さなど価格からは考えられない高機能、高性能を実現しています。

Point

• 小型!軽量!低価格かつ高性能!

• 小型でも操作がしやすい!

• 豊富なカスタマイズ性

• ロスレス形式のサポートの多さ

• スマホと接続して操作可能

• その他機能が色々

スペック

メーカーHIDIZS
価格19,000円
(Amazon 2020年8月30日時点)
ハードウェア仕様CPU:Ingenic X1000
DAC:ES9218P デュアル
FPGA:HBC3000
ディスプレイSamsung 社製 2.45 インチフルタッチスクリーン
OSHiBy OS 3.0
ボタンサイドボタン
接続Bluetooth:Bluetooth V4.2 aptX, LDAC, HiBy UAT 等に対応
USB:USB-Type C(USB2.0 /データ転送)
充電:USB-TypeC
推奨電源DC5V 2A
電池800mAh 3.7V リチウムポリマーバッテリー
充電時間約 1 時間
使用可能時間フォンアウト 8~11 時間
出力3.5mm ステレオミニ出力+2.5mm バランス出力
イコライザ10 バンド EQ(±12dB)
※8 エフェクト+カスタムエフェクト
データ転送Type-C USB2.0
マイクロ SD カード最大サイズ512GB
製品重量68g
ロスレス形式のサポートDSD64/128/256(".dsf", “.dff")
PCM384kHz/32bit(MAX),FLAC, APE, WMA,WAV, ALAC
ロッシー形式のサポートMP3,AAC,WMA,OGG 等

開封

今回のDAPの箱も安価なものに比べて高級感があります。
ただ無駄にゴテゴテしていたり、大きかったりしない点も好感が持てますね。

では早速開封をしていきます。
シンプルながらも、本体をしっかりと守った包装になっています。

本体を箱から取り出すと、箱の奥には更に付属品などが隠れています。

本体に装着可能な柔らかいケースや、本体の両面に張り付けるフィルムの予備が付属しています。

はい、『予備』です。

あと、パソコンと接続するケーブルは付属していますが、充電するためのアダプタは付属していません。

後に記載しているスペックにもある通り、推奨電源がDC5V 2Aな点には注意しましょう。昔のスマホ向けのACアダプタを利用する場合、まれに電源からの入力が足らず、充電が出来ていない事があります。

最初から本体の両面にはフィルムが装着されています。
ケースと合わせて本体を完全にガードしてくれるので、購入した直後で傷付つけたくない気持ちが強い時には、特に嬉しいです。
あとケースを付けることで、DAPを鞄などに入れている時に、DAPに当たることで他のものが傷ついてしまうことも防いでくれます。

ただ、フィルムのサイズに余裕があるのか、貼られているフィルムは端の方は明らかに画面から浮いています。これは画面の端がわずかに丸みを帯びているせいなので、仕方が無いと割り切りましょう。

また、購入時の本体に貼られているフィルムの上に、更に保護用の簡易のフィルムが2重で貼られています。剥がす際には、本体の保護フィルム自体は剥がさないように、注意して剥がしましょう。

分厚さとかボタンとか。
穴は左が2.5mmバランス、右が3.5mmアンバランスです。

再生・戻る・進むボタンと音量ツマミは片側に集中しています。

音量ツマミの太さ分は本体側の分厚さとほぼ同一になっているため、ポケットなどに入れても、変に引っかかったりしないです。

この絶妙なデザインが実際に使いだすととても便利です

左側面の横長の穴がmicroSDを挿入する場所です。

本体自体に音楽を保存するための記憶領域が無く、microSDも別売りです。

他のDAPでも同様の仕様であることは多いですが、この点は注意しましょう。

サイズはスペック表からも判る通り、かなりコンパクトです。まさに手のひらサイズ!

以前レビューをした『Shanling Q1』と比較をしても一回り小さいぐらいのサイズです。

Shanling Q1 のレビュー記事はこちら▼

斜めから。

付属のケースを付けると、本体の側面と各種ボタンとの差が丁度埋まる感じになります。

ポケットなどに入れた際の誤動作の可能性がさらに下がります。

オーディオ仕様

3.5mm ステレオ出力

出力電力70mW+70mW@32Ω
周波数応答20-90000Hz
THD +ノイズ0.0015%(1kHz)
SNR119dB
ダイナミックレンジ115dB
チャンネルセパレーション70dB(1kHz, A-weight, Rated output)

2.5mm バランス出力

出力電力190mW+190mW@32Ω
周波数応答20-90000Hz
THD +ノイズ0.0015%(1kHz)
SNR116dB
ダイナミックレンジ120dB
チャンネルセパレーション98dB(1kHz, A-weight, Rated output)
推奨接続インピーダンス8Ω~200Ω

オーディオ系のスペックは、文字の羅列だけで見ると、「なんかきっと凄いんだろうなぁ~」という雰囲気だけで終わってしまいがちです。
なので、以降では出来るだけ分かりやすい内容で『AP80Pro』の利点を説明していこうと思います。

小型!軽量!低価格かつ高性能!

まずこの機種の最もわかりやすい特徴はサイズと重さ、それでいて高性能であることです。

手の平サイズで、重さも僅か68gとなっています。
非常に小型にもかかわらず、『ダイナミックレンジ:120dB(2.5mmバランス出力時)』『周波数応答:20-90000Hz』『出力電力:190mW+190mW@32Ω(2.5mmバランス出力時)』といった、パワフルなスペックとなっています。

また、DAP自体の音の特性としても、変な特徴が無い安定した高品質を保っています。音質に対しての個々の細かな好みに対しては、後述する『MSEB』で自在に調整できます。
その為、いわゆる『自分の好みに合った音色のDAP』として活躍する許容範囲が非常に広い機種です。ハイレゾ入門として下手に高価で目新しい機種を買うぐらいであれば、まずはAP80Proを入手して堅実に音楽を楽しむことをおすすめします。

勿論、通常の3.5mmステレオ出力でも十分に性能を生かした快適な音楽視聴が楽しめます。
しかし、可能であればこの機種を利用する方は2.5mmバランス入力に対応したイヤホン・ヘッドホンも併せて使用することをおすすめします

2.5mmバランス入力を利用することで上記のスペック等にも示した確実な恩恵が得られます。
特に、この機種については手ごろな価格でありながら、2.5mmバランスを利用した場合に『DAC:ES9218P デュアル』という特性をフルに活かすことが出来ます。

【少し脱線をしてリケーブルについての話】

念の為の紹介ですが、2.5mm バランス出力に対応した端子は画像の左側の形状になります。

誰もが知っている一般的なイヤホンの端子(3.5mm ステレオ出力対応)は画像の右側です。

一定以上の高価なイヤホンを持っている方であれば、(ケーブルの付け替え)をすることで、3.5mmから2.5mmの端子に対応させることが出来ます。
プラグ部分だけを変換するようなものもありますが、それだと本来の特性を活かし切れないです。なので、2.5mm端子に興味を持った場合にはリケーブルも検討してみましょう

これはリケーブルの一例です。
手持ちのイヤホンに対応しているかには注意しましょう。
完全に趣味のレベルですが、リケーブルの入門時は無難な銀メッキ銅(銀メッキ)線をおすすめします
値段が安く、なおかつ音質面で顕著な変化は生まれにくいため、イヤホンとの相性によるミスマッチが発生しにくいです。

と言っても低価格帯でリケーブルを探すと大抵はこの『銀メッキ線』に行き着きます。
ちなみに、リケーブルの商品説明で見かける『OFC』『OCC』という単語も銅線の種類の一つです。どちらがより高品質かといった基準には出来ない為、あまり小難しい言葉には惑わされず選びましょう。
更に蛇足ですが、メッキを使用していない『純銅線』は低域重視、『銀線』は中高域重視、とだけ理解しておきましょう。


DAPの話に戻ります。

高性能という内容のひとつについて動作が非常に軽快な点も挙げられます。

イコライザやDSD以外へのハイレゾ音源へMSEB』を利用している場合でも、DAPの操作にもたつきがありません

その為、音楽再生中でも各種操作での画面遷移動作も安定しており、ストレスが無い快適な動作をします。

多機能なDAPの場合、多少高級な製品であっても動作がモッサリしているものは意外と多いです。

意外とオーディオ沼に嵌っている人ほど『音が良かったら操作性もっさりでもまぁ良いか』と割り切れたりします。

逆に今回のAP80Proを購入するようなライト層の人ほど、DAPの操作性に過敏です。そのため、DAPの操作感に不満を持つ方は多いです。

ただ、この機種に限って言えばそういった心配も無いのでストレスフリーで安心です。

むしろ、下手な安価なタブレットよりもスイスイと操作出来るぐらいに快適です。

普段スマートフォンを利用している方であれば、全く同じ感覚で操作出来ます。

補足:そもそも『2.5mmバランス出力』とは?

難しい説明はあえて省略し、簡潔に説明をするとステレオの左右の音を完全に分離して処理をする出力方法になります。2.5mm 4極と表現されることも多いです。

反語として、完全な分離をしていない一般的な3.5mm ついては『3.5mm アンバランス出力』と表現されます。

3.5mmアンバランス出力の場合は、左右の音の処理の過程で左と右の信号が混ざってしまう可能性があります。

これが2.5mmバランス出力の場合は左右の音を完全に分離して処理をしてることで、信号が混ざるリスクを排除するという特徴があるものです。

小型でも操作がしやすい!

更に、画面タッチ操作自体に対しての反応も非常に良好です。

画面サイズが2.45inchというと、操作が非常に難解と思われる方も多いと思います

その点については、少なくとも私が自分で利用している限りでは誤操作の心配は皆無です。

画面上の細かめに思えるような場所でも、思い通りにピンポイントでタッチが反応します。

また、開封時の画像でも紹介した通り、本体右部分に物理キーが集中している点も便利です。

片側に集中しているため、胸ポケットに入れた状態での操作も直ぐに慣れることができます。

後は、程良い厚みもあるために、下の画像のように比較的安定した縦置きをすることもできます。

このように置くと、机上に色々ものを広げている場合でも、片手で簡単に曲送りや停止、音量の調整が可能で便利です。

画像ような縦置きのままでも、片手で曲送りや音量調整を安定したまま操作可能です。

豊富なカスタマイズ性

カスタム可能なイコライザ

この機種にはプリセットのイコライザ8種類+カスタム1種類の合計9種類の設定が可能です。

なお、この機種の場合は、プリセットのイコライザについてもカスタマイズが可能で、変更内容はそのままプリセットとして保存されます。

なので事実上、プリセットが9種類作成可能になっています。

イコライザのバンドも10個あり、タッチに対する反応も軽快です。

そのため、設定時の操作に対するストレスもありません。

イコライザの利用が可能な音源はハイレゾ以外のという点には注意しましょう。

ハイレゾ音源にイコライザが適用できない機種は一般的にも多いので、AP80Proが劣っているというわけではありません。

むしろ以下に説明する『MSEB』による恩恵がある分、優れているといえます。

メーカー独自の音色調整『MSEB』

この機種にはイコライザ以外にもMSEB』と呼ばれる音色を調整する機能があります。

『MSEB』はメーカー独自の機能であり、ハイレゾ音源に対しても違和感の無い音色調整が可能です。

これは現状で他のメーカーに無い大きな強みであり、この機種にとっても大きなポイントとなります。

特にこの機種と同様の小型なDAPの場合、ハイレゾ以外に対応するイコライザすら存在しない機種もあります。

にも拘わらず、この機種にはハイレゾで利用可能な『MSEB』があります。

この点だけにおいても、小型DAPの中では相当なアドバンテージを持っています。

この『MSEB』には主な利点が4点あります。

  • 直感的な設定で音色を好みに調整できる
  • 設定内容を個別に名前を付けて多数保存可能
  • プレイヤー操作に負荷が無い
  • ダウンサンプリングしない

まず『直感的な設定』についてです。

『MSEB』は、通常のイコライザと同様、音楽を再生しながらほぼリアルタイムに音を調整出来ます。

最初は各項目がどのような効果があるか分からない場合でも、普段からよく聴く音楽を聴きながら自分の好みに調整していく事が可能です。

一見、設定可能な項目が多く戸惑います。

これまでに音色の調整に慣れている方であれば、それぞれの設定値を数回変更してみることで設定によるおおよその音の傾向はつかめると思います。

ただ「どうしても設定する項目に悩む」という方に、個人的に調整が容易だとおすすめする設定項目は下記の値です。

  • Overall Temperature(1つ目)
  • Bass extension(2つ目)
  • Bass texture(3つ目)
  • Impulse response(9つ目)

10つあるパラメーターの内、最初の上3つは出来るだけ相互関係を意識して調整しましょう。

上のパラメータの変更も億劫という方は、9つ目のパラメーターだけでも少し弄ってみましょう

このパラメーターだけを調整しても、音色調整としての効果はかなり大きいです。

後、細かな補足としては『MSEB』は最高レベルの音質であるDSD(ファイル拡張子『.dsf』『.dff』)にのみ非対応です。

ただ、DSD音源を聴くレベルの方であれば、通常はハイスペックイヤホンやヘッドホンを利用することになります。

ハイスペック機種の場合、音源に対しての音色の味付けが不要になるようなチューニングをされていることが多いので、『MSEB』に対応していなくても不満になる事は無いです。

実際、ハイレゾを有料配信している殆どのヴォーカル曲については、ハイレゾの場合でもほぼ形式が『.flac(96.0kHz/24bit)』になっています。

そのため、DSDを多用するようなクラシック音源やその他の著名な演奏家の楽器の生演奏音源等、ややコアな分野に手を出していない方であれば、『MSEB』の機能は常時利用が可能と考えても差支えは無いでしょう。

次に『設定内容の保存』に関してです。

『MSEB』は設定した値を名前を付けて保存することが可能です。

しかもこの設定については「どれだけの個数が保存可能か」といった制約がどこにも記述がありません。

軽く試した限りでも20個は問題無く保存可能でした。

恐らく、常識的な数の範囲であれば、設定の保存個数には制約が無いように思えます。

そのため、手持ちでよく使用するイヤホン・ヘッドホンが複数ある場合には、各イヤホンやヘッドホン、よく聴く音楽ジャンル毎に、その機種のための『MSEB』の設定をすべて保存しておくことが可能です。

これが非常に便利で、気分や用途・周辺の環境などでイヤホンを変える事が多い身としては大満足です。

このDAPの価格に見合った『手軽に高品質の音楽を楽しむ』という目的にも非常に合っています。

この機能面のメリットだけでも、AP80Proをおすすめする十分な理由になります。

『MSEB』おすすめの設定手順

新しいイヤホンやヘッドホンを入手した直後は、DAP側のイコライザなどの設定に苦戦する方は多いと思います。

そういった場合のおすすめの設定方法をご紹介します。

と言っても難しい方法ではありません。

上記で一度書いたように、よく聞く色々な音楽を連続で聴きながら少しずつ調整していきましょう。

まず最初に、音域が万遍良く利用している楽曲を聴きながら『MSEB』の各項目を変更した際の音の変化を観察してみましょう

特に『重低音重視』の楽曲を聴いて調整が終わった直後に『高域重視』の楽曲を聴くと、高域の音がカスカスになってしまっていたりします。

その際は、重低音重視の楽曲を聴いていた時に強調した(値を変更した)箇所について、感覚的に少し弱めの設定へ戻してみましょう。

それでもまだ高域の音が物足り無い場合は、上記で強めに変更した値以外の別項目を調整してみてください。

これを続ければ、おのずと自分の理想の設定に近づいていきます。

設定は面倒ですが、この設定によるチューニングも音楽鑑賞の醍醐味なので、焦らず気楽に楽しみつつ設定していきましょう。

そして、多く人にとってはこれが一番気になる内容かもしれません。

DSD以外のハイレゾ音源に『MSEB』を利用した場合でも、ダウンサンプリングされません!

もともと「イコライザに類する機能であれば、ダウンサンプリングしてから適用されている可能性があるのは?」という疑問が私にはありました。

という事で、メーカー公式に「『MSEB』って、ダウンサンプリングされないの?」と問い合わせてみました。

結果、簡潔に「『MSEB』利用時はダウンサンプリングはしていない」と回答を頂きました。

なので、ハイレゾ音源に対しても安心して利用することが出来ます。

……上記の内容について「どういう意味だ?」という方に向けた補足です。

DAPによっては、ハイレゾ音源に対してイコライザや音響効果が一切利用できないものや、利用は出来るもののダウンサンプリング(=音源をCD音質まで下げる)を行ってから音響効果を適用する機種があります。

上記のようなものであれば、例え音響効果が使えたとしてもハイレゾの利点を活かすことが出来ません。

ただ、この機種に搭載されている『MSEB』の機能には、そういった欠点が無いということになります。

この価格帯の小型DAPで利用できる機能としては、かなり優秀です

ロスレス形式のサポートの多さ

この機種はDSDについては、64/128/256に対応しています。

DSD256はいわゆる11.2MHzのハイレゾ音質を指します。

有名な音楽販売サイトにおける、クラシック楽曲などでのハイレゾ音源の最高音質がDSD256です。

そのため、この機種であれば一般的なハイレゾ楽曲の再生に困ることは無いでしょう。

DSDの規格上は512や1024といったものもありますが、余程のオーディオフリークな方でない限り、お目にかかることは無いでしょう

スマホと接続して操作可能

最近の一部のDAPでは、スマートフォンから遠隔で操作が可能なものがあります。

AP80Proそういった機能を備えた機種の一つです。

黄色っぽいアイコンが目印の海貝音楽(HiBy Music)というアプリが、GoogleのPlayストアからダウンロード可能です。

このアプリをandroidスマートフォンにインストールし、bluetoothを用いることで、スマートフォン上からAP80Proを操作する事が出来ます。

その為の前準備としてDAPの『bluetooth』の設定項目で、下画像の赤枠の『HiByLink』というものをONにします。

そして、スマホ側にインストールしたアプリについても、下画像の赤枠内の『HiBy Link クライアント』をオンにします。

接続の際には、近場のAP80Proを自動で認識し、ペアリングを試みます。

下記のような、bluetooth接続でのお馴染みのペアリング画面が出た場合は、OKを押しましょう。

無事接続されると、AP80Pro上に保存されている曲一覧が表示されます。

もし表示されない場合は、スマホ側からの操作で、AP80Pro側に保存をしている曲をスキャンしてみましょう。

これでスマホからAP80Proを操作が快適に行えるようになります。

スマホでプレイヤー画面を表示している間は、スマホの音量ボタンを操作することで、DAP側の音量をちゃんと制御可能です。

スマホ経由での操作についても、もたつきも無く快適に利用できておすすめです。

その他機能が色々

これまでに紹介した機能以外にも、あると便利な機能が色々あります。

以下にダイジェスト形式で一部を紹介していきます。

まずはボリュームの物理操作ロック機能。

ポケットなどに入れていた時に、「誤って音量の調整部分が回転していきなり大音量!」といったリスクを無くすことが出来ます。

製品の構造上、そこまで簡単に回らない仕組みにはなっていますが、万が一が無いとは限りません。

ロック中に本体右側のボリュームを回したとしても、下画像の容易にボリューム操作がちゃんとロックされます。

お次はちょっとしたプチ機能2種。

万歩計機能とFMラジオ機能です。

DAPとしては無くても困りませんが、地味に便利な機能です。

特にFMラジオ機能については、ちょっとした気分転換であるとか、緊急ニュースなどを聞きたいときに重宝することもあるのではないでしょうか?

FMラジオ利用時の注意は、有線のイヤホン接続が必須という点です。Bluetoothでは使用が出来ません。

お次はハイレゾ系DAPでは比較的定番の機能であるアンチエイリアスフィルタ

人によっては全く馴染みが無いかもしれません。

簡単に説明をするとそれぞれのルールに則って、微量の雑音(ノイズ)を取り除くことを目的としたフィルタ」というものです。

細かい内容は置いておいて、実際に自分が一番よく聞く曲を流しながら、設定をひとつづつ変更し、好みの設定を選べば問題無いです。

それぞれの設定で音が激変するわけでも無く好きなタイミングで変更も可能な為、苦手意識を持たずに軽い気持ちで選択しておきましょう

オーディオ系の知識に詳しくなった時にはこの設定を再度思い出してみてください。

『そういえば手持ちのAP80Proにも、アンチエイリアスフィルタの設定が有ったな』と、お得な気分になれるのは間違い無いです。

お次はプレイリスト。

プレイリストの作成や読み込みに対応しています。

って、まぁDAPならプレイリスト作れて当たり前ですけどね。

ただ、プレイリストに名前を付ける時の文字入力、これが快適です。

前述した『MSEB』の保存をする時に名前を決める場合にもこの文字入力を使うのですが、小型の画面とは思えない位に非常に打ちやすいです。

快適と言えば画面下からフリックで上がってくる各種設定など。

この画面だけで、主要な操作がほとんど揃ってます。

他の操作の時と同様、レスポンスもサクサクでストレスフリー!

お次も細かな便利機能。

DAPの最大音量や、電源を着けた時点での音量も設定可能です。

意図しない操作で突然大ボリュームになる心配も無し!

この辺のちょっとした便利機能も漏れずにしっかり付いています。

少しだけ注意すべき事

唯一操作に慣れが必要だと感じた個所は『MSEB』の項目です。

指をスライドさせて『MSEB』値を調整しようとすると、思った値に設定することが難しい場合があります(特に丁度中心の0などの特定の値に狙って設定する場合)。

数値を細かく設定する場合は、指をスライドせずに画面に軽く当てたまま左右に軽く傾けてみてください

値の細かな微調整が容易に出来るようになります。

指先を強く画面に押し付けてしまうと、指を画面から放す際に値がズレてしまうので注意です。

最後に

サイズ・デザイン・性能・コストパフォーマンス、全体的に完成度が非常に高い製品になっています。

また、『MSEB』の恩恵により利用者の音の好みにも幅広く対応でき、万人に手軽におススメ出来る良機種です。

少しでも興味を持った方であれば、入手して損はしないので是非試してみて下さい。